とりあえず新作キットを組んでみる#33 MODEROID「E7かがやき」

MODEROID「シンカリオン」シリーズ第3弾「E7かがやき」です。「E5はやぶさ」「E6こまち」よりは若干、頭身が低い感じですね。わんぱくっ子という印象です。

実は今回、マイナーチェンジが行われていて前作までの不満点が解消され、かなり作りやすくなっています。具体的には脚部の膝関節と太もも、もしくは脛部分と接続するパーツに切り欠きが入っていて接続しやすくなっていることです。金型の変更が必要だと思うのでコスト的にはマイナスだと思うのですが、こうした配慮は嬉しいですね。

新規パーツにも工夫がこらされています。脚部の外装パーツの一部にアンダーゲートが採用され、ゲート跡が目立たなくなっています。また、肘関節も新規パーツとなり前作までのパーツの合わせが悪い点が解消されています。塗装済み部分もゲート跡が目立たないようになっているのでほぼリタッチの必要性もなくなっています。

また、若干、細かいパーツが存在しますが、その分、色分けも細かくなっており、素組でも十分、格好良い仕上がりが期待できます。新規パーツが多くなっているため、若干、余剰パーツが出てしまいますが、不満に思うほどではないかとと思います。

本編同様、キットも進化しているのは素晴しいことですね。作りやすく素組でも綺麗に完成できるため、これから「シンカリオン」のキットに手を出そうとしている人は、まず「E7かがやき」を手に取られることをお勧めします。