罪（積み）プラ救出作戦#55 30MM_017「アルト（パープル）」

30MMから「アルト（パープル）」を全塗装で組んでみました。

今回、試しにやってみたことが2つあります。

• 成形色＋アルファでのグラデっぽい塗装（アーマー部分）
• ベース色による色の変化

まずは成形色＋アルファでのグラデっぽい塗装（とても成形色を活かしたグラデ塗装とは言えない）です。紫色のアーマー部分に使用しています。実物はかなり汚い色合いになっています。が、写真にしてみるとあら不思議。まあまあ、見れるように写っちゃいますね。

やったことは成形色（パープル）の上に白サフをざっくり吹く。この時、パーツの広い場所の中央部分をめがけて吹き、エッジに近い部分にはできるだけ色が乗らないように心掛けます。その上からクリアパープルをパーツ全体に吹いていくという流れです。

まあ、言うのは簡単でね。塗料の噴射量を調整しないといけないので、私みたいにテクがない人間からするとこれが難しいのですよ。案の定、ミスってベタっと白サフが乗っちゃった部分が2か所ほど。しかも目立つ場所…

上から吹いたクリアパープルはもう少し多めに重ね吹きした方が良かったかもしれません。ご覧の通りけっこう薄めになっているので、グラデと言いつつ、明暗の差が大きいようにも思います。

次にベース色による色の変化ですが、これは下の写真を見た方が分かりやすいと思います。

紫の外装パーツ以外の部分でフレーム系のグレー部分、二の腕や胴体、スリッパの濃いグレー部分、そして、銃器の3つの色なのですが、これはいずれも成形色の上にガンメタのサフを吹いています。

同じ色を吹いていてもベースの色によって、これだけの変化が生まれるのですね。同じ色を上から吹いているので、パーツを合わせた時の色の相性も悪くないんじゃないかと思います。

こんな感じで今回は2つのテーマで遊んでみました。こういうちょっとしたことでも応用ができると面白くなるかもしれません。それができるようになるには私にはまだまだ遠い道のりですが。

ちなみに今回は1パーツ色の塗り忘れがあります。それはどこでしょう？