とりあえず新作キットを組んでみる#35 RG031「クロスボーン・ガンダムX1」
今回は素組+スミ入れで仕上げていますが、それでもクオリティー。フェイス部分のオレンジ模様はリアリスティック・デカールでの補完となります。それ以外はパーツでの色分けで再現されていますので十分といえるでしょう。それでも、やっぱり額のドクロ・パーツはスミ入れをしてあげた方が映えますね。
目立つ部分の合わせ目は段落ちモールド化されていますし「バスターガン」の砲身も1パーツで構成されモナカ構造ではなく、ほぼ合わせ目は気にならない出来だと思います。また、外部装甲にはアンダーゲートが使用されているためゲート跡も目立ちません。
小さい体に「コアファイター」のドッキングや「ブランド・マーカー」「シザー・アンカー」の展開などギミックを詰め込んであり、非常にプレイ・バリューの高いキットであると思います。
しかし、小さいが故に細かいパーツや小さいリアリスティック・デカールが多く、とにかくオジサン・モデラーには組み立てが辛いです。また、腰部フロントアーマーは「シザー・アンカー」の展開ギミックがあるため、若干、パーツが緩い箇所があるため、ジョイント部を瞬着で太らせるなどの対策は必要かと思います。また、胸部のエンブレムはリアリスティック・デカールでの再現となります。局面に貼り付けることになりますので、ここは苦労すると思います。一応、大きさの異なる2種のシールがついていますので、小さい方を貼り付ける方が安全かとは思います。
小さなボディに詰め込めるだけ詰め込んだ感じのあるキットなので、ちょっと難易度は高いかもしれませんが、挑戦する価値はあると思います。