とりあえず新作キットを組んでみる#38 30MM01「アルト（ホワイト）」

量産機の設定ですけど、かなり格好良くないですか？この機体。海老川氏が手掛けただけあって「ガンダムエクシア」とか「ダブルオー」とかの匂いがしますよね。

大きさとしては1/144サイズのガンプラよりも少し小さい感じでしょうか。「クロスボーン」などの小型MSよりも少し大きいくらい。ただ、このボディの中に多くのモールドが刻まれていますので、情報量はかなり多いです。なので、スミ入れはちょっとしんどいですね。

パーツ構成はシンプルで組み立て易いのですが、しっかり仕上げようと思うとやっぱり30分では組み上がらないでしょう。当たり前ですが。ただ、このキットのコンセプトとしてはサクっと組めてカスタマイズを楽しむということだと思いますので、そこまで凝らなくても良いのかなとは思います。

前腕部分を除いて合わせ目は段落ちモールド化などが施されていますので、気にならないと思います。前腕部分だけは合わせ目が目立つ位置に出てきますが、まあ、これも気にしなくてもいいかなと思います。

あと、このキットの特徴としてはこのサイズで脚の付け根がスイングできるようになっているのですよね。これにより脚を蹴り上げるようなポーズもとれるのが面白いです。

しかし、このシリーズの最大の特徴はカスタマイズにあります。武装類はもちろんのこと、オプションパーツもありますし、各部に配置されている3mm穴にはガンプラのパーツも付けられるでしょうし、武装類のみならず豊富なカラー展開で各部の色の組み合わせもコーディネートできるという想像力をかき立てられる仕様。まだ、色もパーツも少ないですが、今後、発売されるキットと合わせれば、自分だけの俺ロボットが創れるはず。今後の展開が楽しみなシリーズです。