とりあえず新作キットを組んでみる#63 HGCE232「ウィンダム」
「ガンダムSEED Destiny」より「ウィンダム」を素組み+部分塗装で組んでみました。
「ストライク」や「インパルス」のデザインを継承しているので格好良いですね。MS本体に関しては色分けも問題なく素組みでも非常に格好良いです。頭部センサー類のみシール再現。肩アーマーの緑部分もパーツで再現されているのは良いですね。
「30MM」シリーズと同様の構造を持つ肘/膝関節のファインビルドも組み易くて良い感じだと思います。肘関節は二重関節ではありませんが、まあ、困りはしないでしょう。
合わせ目もほぼ目立たない作りになっていて気になるところは前腕部分のみでしょうか。ただし、ゲートの位置がけっこういやらしい場所にあるのはちょっと面倒。特に「ジェットストライカー」に装備可能なミサイルなどのゲート位置は加工しにくい場所に存在するので処理が面倒です。
しかしながら、このキットの一番の難関は武装類の色分けの乏しさでしょうか。盾の黄色部分、「ジェットストライカー」の翼の先端のオレンジ部分、ダークグレー部分はシールによる補完となっています。そしてミサイル類はグレー一色で白/赤が足らず、「ジェットストライカー」のエア・イン・テークの赤、盾裏面のグレー部分とミサイルの赤、これらについては塗装必須となっています。ま、キットの価格を考えるとこれは仕方ないのかなと思います。
今回は筆塗りの練習も兼ねて部分塗装をしてみました。が、やっぱり筆塗りは難しいですね。盾の黄色部分なんてガタガタですわ。今回は塗料をいつもと違うものを使ってみたのでコツが分からなくてとりあえず塗ってみたという感じですね。そこで気力がなくなったので、ミサイル類の色分けは一切、やっておりません。筆塗りはいつまで経っても上達しないのですよね。もっと上手くなりたいのですけどね。
簡単に格好良いMSが作れるという意味では初心者向けなのですが、色分けを考えると一気に難易度があがってしまいますので、初心者には不向きなキットなのではないかなと思います。