Multi385の下手くそなりに楽しんでみるプラモデル日記

ガンプラ、30MM、フレームアームズ・ガール、メガミデバイスなど下手くそなりにプラモデル作りを楽しんでみる緩いブログです。Twitter(プラモデル以外のつぶやきもあります):https://twitter.com/multi385

とりあえず新作キットを組んでみる#70 HG「RX-78-2 ガンダム[BEYOND GLOBAL]」

ガンダム40周年記念作品の「RX-78-2 ガンダム[BEYOND GLOBAL]」を素組みしました。

f:id:Multi:20200726180010j:plain

キットの内容としてはHG以上RG未満という感じでしょうか。HGの組み易さそのままにRGに近いパーツ構成とディテールで素組みだけでも設定どおりの色分けが再現されており、格好良く仕上がります。ちなみに頭部カメラアイ部分のみシール再現となっており、腰部のVマークやビームライフルのスコープ部、頭頂部のサブカメラの赤も成形色による再現となっています。

合わせ目も目立ちにくいパーツ構成となっていて、特にヘッドパーツについてはHGの「ニューガンダム」と同じくヘルメット一体成型が採用されています。また、このキットで面白かったのは頭部のひさし部分とアンテナが1パーツにまとまっていることで他のキットではあまり見られないパーツ構成ですね。

これまでの技術を集約したキットとなっているということで腰部については「30MM」と同じ構成となっているため、足を前に跳ね上げたようなポーズも取りやすくなっています。全体的にダイナミックなポーズをとれるように可動部分が多くなっていますが、唯一、足首についてはやや柔軟性がないように感じます。

プロポーションについては賛否が分かれるところでしょう。全体的にスリムな体系で、昔のガンダムのイメージのように直線の組み合わせではなく、角度のついたラインの組み合わせとなっていて、少々、丸みを帯びた印象になっています。太ももはやや長い印象。脛と腰はちょっと細すぎるように感じます。この体系でコアファイターが収納されているという設定は無理を感じますね。

一番、印象的だったのは成形色でしょうか。やや彩度が落ちた色合いでこれまでのガンダム・キットには見られないようなイメージになっています。

総合的な印象は良い意味でも悪い意味でも記念モデルなのかなという感じです。最新の技術を集約したキットで、簡単に作成できて、素組みでも格好良く仕上がることは間違いありませんが、ここまでお金を出すのであればRGで良いかなという気もしますね。